CFD生活で教える4つのTips

■CFDってなに

CFDは英語では「Contract For Difference」の頭文字をとっており。「差金決済取引」を意味しています。
FXや先物取引などと同様に証拠金取引の一種で、近年、徐々に個人投資家の注目を集めています。

CFDは株、金、原油などの商品先物や株価指数など、多数の金融商品の値動きを反映します。 実際に現物株などを手元に保持する必要なく、売買価格の差で利益を出すことができます(逆に損失を出すことも)。

日本国内でCFDが始まったのはのは、最近のことでサービスを提供している業者も多くはありません。
日本以外の先進国(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)では、約10年前から個人投資家向けのサービスがスタートしています。
欧米などと比べて、証券CFDが普及していない先進国はアジア圏ばかりで、世界的には既に有名になっている金融商品です。

■CFD投資メリット

CFD取引では商品ごとに口座を開設する必要がなく、1つの口座でまとめて管理することが可能である。
そのため、銘柄を変えるのも簡単です。また、保有銘柄や収支の状況を一括で管理・確認できるというメリットもある。

CFD取引の魅力は日本国内の株以外にも、海外株、各国の株価指数、債券まで、投資対象の選択肢が豊富なことです。取扱銘柄は取扱会社により異なるので、あらかじめ調べておきましょう。

■CFD取引の税金

CFD取引で収益があった時は税金を払う必要があります。この場合は、雑所得として確定申告を行わなければなりません。個人の場合は総合課税となり、他の所得と合計して最終的な税額が決定してきます。

年間の給与所得額が2,000万円以下の給与所得者で、かつ、給与所得及び退職所得以外の所得(雑所得など)の合計額が、 20万円以下だった場合は確定申告を行う必要はありません。

■CFDのリスク

CFDはレバレッジ商品であることから、大きな利益を得る可能性がある反面、同時に多額の損失を被る可能性もあります。
もちろん投資商品ですから、元本利益を保証するものでもありません。

CFD取引には、損失を最小限に抑えるための手段・システムが用意されています。
代表的なものをいくつか覚えておきましょう。