最初にCFDの基礎を知ろう

■CFDとは

CFDは英語では「Contract For Difference」の頭文字をとっており。「差金決済取引」を意味しています。
FXや先物取引などと同様に証拠金取引の一種で、近年、徐々に個人投資家の注目を集めています。

CFDは株、金、原油などの商品先物や株価指数など、多数の金融商品の値動きを反映します。
実際に現物株などを手元に保持する必要なく、売買価格の差で利益を出すことができます(逆に損失を出すことも)。

日本国内でCFDが始まったのはのは、最近のことでサービスを提供している業者も多くはありません。
日本以外の先進国(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)では、約10年前から個人投資家向けのサービスがスタートしています。
欧米などと比べて、証券CFDが普及していない先進国はアジア圏ばかりで、世界的には既に有名になっている金融商品です。

■CFDの取引時間

株やFXなどと異なり、CFDでは多種多様な金融商品を組み込んでなりたっています。
それゆえ、取引時間も対象となる金融商品ごとに変わってきます。

例えば、日本株のCFDでは、日本株式市場が開かれている9時〜15時までが取引可能な時間となります。
アメリカ株のCFDでは、アメリカ市場が開かれている22時30分〜27時頃までが取引可能な時間になります。
株価指数CFD、業種別CFDの取引時間も、該当国の株式市場の開催時間と同じになります。

為替は世界中で24時間取引なため、為替CFDは日本国内でも24時間取引可能となります。
商品先物は各国ごとに市場が分かれておりますが、CFDでは全世界の商品先物取引を一つの市場にまとめにしています。
それゆえ、商品先物CFDも24時間取引可能です。

■CFDの歴史

エクイティスワップと呼ばれていたCFDは、近年まで機関投資家やヘッジファンドの間でのみが取引が行われていました。
同様に、機関投資家やヘッジファンド間のみで取引されていた為替取引のように、個人投資家にとってに縁のない金融商品だったのです。
高度な専門知識を要し、敷居の高い金融商品というイメージが強かったことも、個人投資家の参入を妨げていたのかもしれません。

インターネットの普及に伴い、この傾向は一変します。株投資のオンライン化や海外の投資ブームは、ものすごい勢いで発展していきました。
CFDも例外ではなかったのです。1990年代、イギリスで始めてサービスが提供され、その後、ヨーロッパ全土やオセアニア地域に広がっていき、今では世界中で取引されるまでに至っています。

残念ながら、現在、日本を始めとしたアジアではまだまだ普及率が低いですが、イギリス、オーストラリア、アメリカなどの先進国では多く取引されています。アジアの先進国の日本は、今後間違いなくCFDのアジア普及の足掛けになっていくでしょう。